コラム

家族のコミュニケーションの最新事情|注目のデジタルツールを紹介

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家族とコミュニケーションの機会を増やしたいと思っている方


この記事のポイント

  • 家族間でのコミュニケーション不足が問題の引き金になることも
  • 離れている家族とはアプリを活用しよう
  • 直接顔を合わせる、アナログなコミュニケーションも必要


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人間が生きていくなかで、かけがえのない存在といえる家族。家族それぞれが社会を生きぬいていくため、お互いに助けあい喜びや悲しみを分かちあうという点で、とても大切な存在といえるでしょう。

その家族の関係が円滑に進んでいくためには、コミュニケーションが不可欠なのはいうまでもありません。とはいえ、面と向かって感謝の言葉を述べるのは照れくささもありますし、仕事で忙しい日々を送っているとついコミュニケーションが乏しくなりがちですよね。

そんなすこしばかり難しさも感じてしまう家族間のコミュニケーションを図るツールが登場しています。この記事で紹介しますので、ぜひチェックしてください。

家族のコミュニケーション不足が招く問題

家族間のコミュニケーションがうまくいっていないと、さまざまな問題の引き金となる場合があります。

たとえば子どもの発育という点では、人間関係、コミュニケーションの不足が問題行動に発展すると考えられています。また、その子どもが大人となって子育てするとなったときに、どうコミュニケーションをとればよいかわからない、といった状況にもなりかねません。

子どもに限らなくても、人間は感情をもつ動物である以上、コミュニケーション不足にストレスを感じるのであればメンタル面での不調につながることもあるでしょう。

一方、離婚の理由として「夫婦間のすれちがい」という言葉をよく聞きます。たとえ小さなすれ違いが起きたとしても、そのすき間を埋めるためには日常的なコミュニケーションが不可欠です。

変化する家族のコミュニケーション手段

家族間のコミュニケーションは、家のなかで面と向かって話すことを第一に思い浮かべる人が多いでしょう。

ただ、核家族化や共働き夫婦が増えたことによりおなじ家族でも距離が離れてしまう場合も珍しくない昨今、さまざまなツールを使ってコミュニケーションをとる方法があります。

リサーチ会社のマイボイスコムによる2020年の調査では、家族間のコミュニケーションとしてよく利用する手段は「顔を合わせての会話」と答えた人が94.4%に上り、2017年の前回調査より3.5ポイント高い結果となっています。数字が若干上がっているのはコロナ禍の影響が推察できますが、前回調査でも今回調査でも9割以上はフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを心がけていることがわかります。

一方、LINEなどのツールは10ポイント以上、ショートメッセージ(SMS)も1.3ポイント、前回調査より上がっており、直接的なコミュニケーションに加えてデジタルツールの活用もうかがえます。たとえ距離が離れる場面があったとしても、それをカバーできるコミュニケーション手段が浸透しているようですね。

最新の家族間コミュニケーションツール

このように、家のなかなどで一緒に過ごしていなくても、電話やメールなど文字によるコミュニケーションがあれば、家族のつながりを保つのに役立ちます。

一方、こうした基本的なコミュニケーションにとどまらず、家族間でのやり取りを想定したさまざまなツールが生まれています。ここでは、「みてね」「wellnote」「Kidsroo」の3つを紹介します。

みてね

みてねは、ミクシィが開発した子どもの写真を共有、整理できるアプリです。無料・無制限で写真と動画をアップロードでき、また自動的に撮影の時期に応じてこれらの整理をしてくれます。

家族間で共有しコメントをつけることもできるので、おじいちゃん・おばあちゃんと離れて暮らしている家族は、随時、子どもの近況を伝えられます。それに加えてコメント機能により、おじいちゃん・おばあちゃんからのメッセージをすぐに確認できるのもメリットです。

wellnote

wellnoteも家族間で写真を共有することに主眼が置かれたアプリです。2022年8月時点で写真・動画の共有は無料となっています(将来的に有料プランが設けられる可能性あり)。また、アプリだけでなくパソコンやタブレットのブラウザ上からも閲覧ができますので、使い方が難しそうでスマートフォンを敬遠している、というシニアにも優しいウェブサービスといえるでしょう。

そして、wellnoteには身長・体重などといった家族の身体面での記録をのこせるものとなっています。写真だけでなく、数字上の記録からも子どもの成長を家族みんなで実感できそうですね。

Kidsroo

Kidsrooは「見守り」に主眼を置いたアプリです。見守られる側の家族がどこにいるか、見守る側の家族が確認できます。無料のフリープランと4つの有料プランがあり、料金が上がるごとに見守る家族、見守られる家族の数を増やせます。

トラブルが起きたときには、アラートを発信し見守る側の家族へ居場所も通知されます。お子さんに対して、不審者につきまとわれたなどといった場合に迷わずアラートを発信して、と伝えていれば緊急時に駆けつけることも可能です。

アナログなコミュニケーション方法にもメリットあり

ここまでコミュニケーションを促すデジタルツールを紹介してきましたが、直接的に言葉を交わすアナログなコミュニケーションもなくてはなりません。

何よりも、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションは、家族の関係を守っていくために不可欠です。ときには、話題に困ることもあるかもしれませんが、日ごろから思っていることや最近の流行など世の中の動きを口に出してみると、会話が広がるのではないでしょうか。

それでも会話が難しい、という人にはゲームの力を借りるのもおすすめです。とりわけ比較的多人数で楽しめるボードゲームやカードゲームを使うとよいでしょう。一つ例を出すと、最近流行しているボードゲームに「ウボンゴ」というものがあります。お題となる枠にパズルのピースをはめていくものです。「このゲーム、今、流行っているんだ」と遊ぶと、これまでとは異なるコミュニケーションが生まれるかもしれません。

もしこれから引越しをする、家を建てる予定のある人は、間取りにも気を向けてみると家族のコミュニケーションが深まります。たとえば、家族それぞれが自分の部屋から外へ出るためには必ずリビングルームを通らなければならないという間取りであると、とくに意識をしなくてもコミュニケーションがとりやすくなります。

「我が家にあったツール」で楽しくコミュニケーションを

この記事では3つのデジタルツール、そしてアナログなコミュニケーション方法を紹介しました。ただ、これらは世の中に数多あるツール・方法のごく一部。また、さまざまな家庭によって、ツールのあう、あわない、があるかもしれません。ぜひ、一つにこだわらず多くのツールや方法を試してみて、自分の家族にあったものを見つけてください。

家族のコミュニケーションでもっとも大切なのは、家族間の距離が心理的に近くにあり続けることです。距離を縮めて、なんでも気兼ねなく話せる関係を築けるとよいですね。


(執筆編集:NTTファイナンス 楽クラライフノート お金と終活の情報サイト編集部)

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