自分好みの写真が撮れる!「生前遺影撮影」を編集部がやってみた
マイナンバーカードの作り方|オンライン・証明写真機・郵送それぞれの申請方法
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この記事の内容
この記事をおすすめする人 まだマイナンバーカードを作成していない方 この記事のポイント
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以下の記事では、マイナンバーカードのおもな用途や活用方法、マイナンバーカードをもつことのメリットなどを中心に解説してきました。
「そんなに便利なカードなら、ぜひ自分も作ってみたい」と考える方も多いのではないでしょうか。そこで、今回の記事ではマイナンバーカードはどのように作るのか、申請の際に必要なものや具体的な申請の仕方、申請時に気をつけたいポイントなどもあわせて解説します。
まずは「マイナンバーカード交付申請書」を手元に用意
はじめに、「マイナンバーカード交付申請書」という書類を用意します。マイナンバーカード交付申請書とは2018年に全国民へ郵送されたもので、書類の上部には各個人のマイナンバーが記載された「通知カード」(イラスト)が切り取れるようになっています。
マイナンバーカード交付申請書には、23桁の「申請書ID」とQRコードが印字されており、オンラインおよび証明写真機で申請する場合には、ここに記されている申請書IDとQRコードが必要です。
もし、マイナンバーカード交付申請書を紛失した場合には、各自治体の窓口に出向き再発行の手続きをおこないましょう。
スマートフォン・パソコンでの申請の仕方
マイナンバーカードを発行するためにはいくつか方法がありますが、なかでももっとも手軽にできるのがスマートフォンやPCでのオンライン申請です。オンラインによるマイナンバーカードの申請は以下のステップに沿って進めましょう。
メールアドレス登録
マイナンバーカードのオンライン申請サイトへアクセスし、利用規約を確認のうえ同意欄へチェックを入れ、「メールアドレス登録」の画面に進みます。
申請書IDを入力後、氏名とメールアドレスを入力し登録します。
顔写真登録
次に、顔写真を登録します。顔写真はスマートフォンで撮影されたもので問題ありませんが、以下の要件を満たしている必要があります。
6か月以内に撮影されたもの
正面、無帽、無背景のもの
ファイル形式:jpeg
カラーモード:RGBカラー
ファイルサイズ:20KB〜7MB
ピクセルサイズ:幅480~6000ピクセル、高さ480~6000ピクセル
なお、白黒の写真でも申請は可能ですが、画像編集ソフトで加工されたものは受付できない場合もあるため注意しましょう。
申請情報登録
申請者の生年月日を入力すると同時に、以下の項目についても希望の有無を選択します。
電子証明書の発行希望有無
氏名の点字表記希望有無
電子証明書とは、認証局が本人であることを電子的に証明するもので、おもにe-Taxなどの電子申請の際に必要となります。
証明写真機での申請の仕方
街に設置されている一部の証明写真機でもマイナンバーカードの申請手続きが可能です。スマートフォンでうまく顔写真が撮影できない場合や、自宅にインターネット環境がない場合などにおすすめの方法といえるでしょう。
マイナンバーカード申請に対応している証明写真機を探す
マイナンバーカードの申請手続きができる証明写真機は、以下の5メーカーの機種に限られています。まずは各社のサイトにアクセスし、「設置場所検索」から対応している証明写真機がどこにあるのか探してみましょう。
メニューから「個人番号カード申請」を選択
対応している証明写真機が見つかったら機械を操作し、メニューのなかから「個人番号カード申請」を選択します。
交付申請書のQRコードをリーダーで読み取らせる
証明写真機にはバーコードリーダーが設置されているため、リーダー部分に交付申請書のQRコードをかざします。正常にQRコードが読み取れると、必要事項の入力画面に遷移するため、生年月日などを入力しましょう。
顔写真を撮影・申請内容を確認・申請
最後に、マイナンバーカードに貼り付けるための顔写真を撮影します。写真の状態を確認し、問題がなければ申請内容を確認のうえ送信してください。
受付証を受け取る
一連の作業が終了したら、証明写真機から受付証が発行されます。マイナンバーカードが手元に届くまで、受付証は紛失しないように取っておきましょう。
郵送での申請の仕方
自宅にインターネット環境がない場合、証明写真機での申請だけでなく郵送での申請も選択できます。
まずは自治体の窓口で「個人番号カード交付申請書」兼「電子証明書発行/更新申請書」という書類を受け取り、以下の必要事項を記入します。
氏名・住所等
電話番号
外国人住民の区分(外国人住民の方のみ)
点字表記の希望有無
申請日
申請者氏名
「署名用電子証明書」および「利用者証明用電子証明書」の発行有無
代理人記載欄
15歳未満および成年被後見人が申請をおこなう場合、法定代理人の氏名を代理人記載欄へ記入してください。
上記の必要事項が記入できたら、申請書の右上部分に写真を貼り付け、封筒に入れて以下の宛先まで郵送します。
<送付先>
〒219-8650
日本郵便株式会社 川崎東郵便局 郵便私書箱第2号
地方公共団体情報システム機構
個人番号カード交付申請書受付センター 宛
なお、職場や学校などでインターネット環境があり、書類をプリントアウトできる環境があれば、封筒材料をダウンロードすることも可能です。封筒材料をダウンロードすれば、印刷した用紙を切り取って封筒に組み立てることができるほか、料金受取人払郵便の印字がされているため切手を貼ることなくそのままポストに投函できます。
マイナンバーカードの受け取り方
オンラインまたは郵送などでマイナンバーカードの申請をおこなった後、1〜2か月程度経過すると自治体から「交付通知書」が届きます。これはマイナンバーカードの作成が完了したことを通知する書類で、通知書を持参することでマイナンバーカードの受け取りが可能です
マイナンバーカードの受け取りには、各市区町村役場の窓口で受け取る方法と、郵送で受け取る方法が選択できます。ただし、郵送での受け取りが可能なのは、役場の窓口でマイナンバーカードの交付申請とともに暗証番号を設定した場合に限られます。
それ以外は窓口での受け取りとなり、役所に出向かずにマイナンバーカードを受け取ることはできないため注意しましょう。
カードの顔写真は10年間変えられないことを忘れずに
今回紹介したとおり、マイナンバーカードの作成にはオンライン申請や証明写真機、郵送などの方法から選択でき、仕事や家事に忙しい方でも手軽に申請できます。
ただし、マイナンバーカードは発行後10年間(20歳以下の場合は5年間)の有効期限があります。そのため、カードの顔写真は原則的に更新期限までの10年間、変えられないことを意味します。自撮りではうまく撮影できるか不安という方は、写真館などで撮影してもらったうえで郵送で申請するか、写真館からデータをもらってオンライン申請するのがよいでしょう。
なお、オンラインや証明写真機で申請した場合には、申請完了のメールや受付証をマイナンバーカードを受け取るまで保管しておくことも重要です。そして、交付通知書が届いたら役所へ出向きマイナンバーカードの暗証番号を設定しましょう。受け取り後は、なくしたり番号が他人に知られたりしないよう、注意してくださいね。
(執筆編集:NTTファイナンス 楽クラライフノート お金と終活の情報サイト編集部)
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