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終活を40代から始めるメリット|すべきことも徹底解説

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終活をはじめようか悩む40代


この記事のポイント

  • 40代から終活をすることで、老後の心構えができる
  • 老後に向けた人生設計をゆっくり考えられる
  • 5年・10年おきに終活を継続していく必要がある


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楽クラライフノートのユーザーのなかには、40代の方も少なくないでしょう。

多くは、親の終活にあわせて楽クラライフノートを使っていると思いますが、そんな親の姿を見ていると「自分も終活をはじめたほうがよいのではないか?」と感じることもあると思います。

そこで本記事では、40代から終活を始めるメリットや、やるべきことをくわしく解説します。

40代で終活って早い?いえ、そんなことはありません!

終活といえば、定年退職や配偶者が亡くなったタイミングなどで始めるケースが多いですが、結論からいえば何歳からでも終活は始めることができ、早すぎるということはありません。

たとえば、働き盛りである30代・40代であっても、ある日突然事故に遭って帰らぬ人となったり、重篤な病気が見つかったりすることもあります。

しかし、そのような事態になったとき、自分自身の財産やお葬式に関すること、デジタルデータの管理などができていないと、のこされた家族に大きな負担を強いることになってしまいます。そのため、終活に取り組むタイミングは早ければ早いほうがよいともいえるのです。

なお、終活を始めるタイミングについては、以下の記事でもくわしく解説しているためぜひ参考にしてみてください。


終活はいつから始める?始めやすい4つのタイミング|楽クラライフノート お金と終活の情報サイト

終活は法律によって形式や時期が決められていないので、いつから始めるべきか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。本記事では、終活はどのタイミングで始めるのがよいのか、おすすめの”始めどき”について解説します。

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40代が終活をするメリット

では、働き盛りでもある40代というタイミングで終活を始めるのはどのようなメリットがあるのでしょうか。今回は3つのポイントに絞って解説します。

老後への心構えができる

40代といえば、定年退職まで約20年というタイミングであると同時に、社会人生活としてはちょうど折り返しのタイミングでもあります。

会社員として働いてきた方の場合、老後は国民年金と厚生年金である程度の収入は確保できますが、必ずしもそれだけでは十分な生活費が賄えないこともあるでしょう。

終活に取り組むことで、自分自身の預貯金や保険、年金はもちろんのこと、株式や不動産なども含めた資産状況を把握でき、老後に向けた心構えができるようになります。

人生設計ができる

社会人生活の後半戦を迎える40代は、定年退職を迎えた老後が徐々に現実味を帯びてくる世代ともいえます。このタイミングから終活に取り組むことで、経済的な問題はもちろんのこと、仕事をリタイアしたあとにどのような人生をおくりたいのかを真剣に考えられるようになります。

たとえば、都心部のマンションを売って地元に移り住んだり、地方に引っ越して農業を始めてみたりなど、第二の人生を有意義に過ごすためのプランを立てられるでしょう。

また、定年退職後に終活を始めるよりも、40代のうちから取り組むことで時間をかけてゆっくりと考えられ、後悔のない選択ができるようにもなります。

断捨離がスムーズにできる

40代で終活を始めた後は、5年・10年おきに決まったタイミングで終活を継続していく必要があります。なぜなら、時代の変化とともに自分の価値観や考えも変わり、以前に計画した終活の内容に合致しなくなってくるためです。

何年かおきに終活をしていると、必要なものと処分すべきものの分別も慣れてくるようになり、断捨離が円滑化するメリットもあります。

40代の終活でやること

実際に40代のタイミングで終活に取り組む場合、具体的にどのようなことをおこなうのでしょうか。代表的な終活の一例として5つの内容を紹介します。

なお、今回紹介する取り組みの一例は、いずれも楽クラライフノートでも実践できる内容をピックアップしてみました。

エンディングノートを書き始める

エンディングノートとは、自分の身の回りのことや終末について書きのこしたノートのことです。たとえば、家族のことや勤務先、血液型、生年月日といった基本的な情報はもちろんのこと、預貯金や不動産、株式といった資産関係、親しい友人の連絡先などを記載します。

また、万が一重篤な病気にかかったときにどのような治療を希望するか、そしてお葬式やお墓に関する希望なども記しておくことができます。

エンディングノートは遺言状とは異なり、自分が家族に伝えておきたいことを自由に書きのこしておけるのが特徴です。

断捨離を始める

必要なもの・不要なものを分類したうえで、身の周りの不要なものは処分しておきましょう。年齢を重ねるとともにライフスタイルも変化していき、これまでは必要であったものが不要になることも少なくありません。

不要品があまりにも多すぎると、遺品整理をする家族の負担も増えてしまうため、すこしずつでも断捨離を進めておきましょう。

財産を見直す

預貯金や現金はもちろんのこと、不動産や株式、その他の財産も含めて整理しておきましょう。自分自身の財産については、家族であってもそのすべてを知っていることは少ないものです。どうしても不安や抵抗がある場合には、エンディングノートなどに財産の内訳や口座情報などを記録しておくこともおすすめです。

デジタルサービスのアカウントなどの整理をする

SNSやサブスクリプションの契約内容、そのほか登録中のWEBサービスについても、財産と同様に家族と共有しておくことは少ないものです。あまりにも登録中のサービスが多いと、自分自身でもアカウントの情報を覚えていないケースもあるでしょう。

自分自身に万が一のことがあっても、家族が適切に解約や退会手続きがとれるよう、デジタルサービスのアカウントを整理し書き留めておくことが大切です。ただし、パスワードなどは最小限の家族にだけ知らせて、第三者に漏れることは決してないよう注意も必要となります。

親と一緒に終活をする

40代ともなると、親は定年退職を迎え老後の生活をおくっているケースが大半です。もし、自分の親が終活をしていない場合には、一緒に取り組んでみるのもよいでしょう。

ただし、なかには終活に対してネガティブなイメージをもち、「縁起でもない」と拒否されてしまうケースも考えられます。そのような場合には、終活というワードを出すのではなく、「お墓の管理はどのようにしているのか」、「家系図は作ってあるのか」など、身近なことから教えてもらい、それを書き記していくのもよいでしょう。

40代独身の人が終活ですべきこと

個人の価値観やライフスタイルの多様化にともない、さまざまな事情から独身の道を選択する人も珍しくありません。配偶者や子どもがいない独身の方が終活をする場合には、万が一のときに備えてだれに頼るかを決めておくことが重要です。

兄弟姉妹や親戚がいる場合には、その人に頼るのも一つの手といえるでしょう。もし、身近に頼れる人がいない場合には、死後事務委任業務を弁護士などに依頼することも検討します。死後事務委任とは、亡くなったあとに諸手続き、お葬式、納骨、埋葬といった業務に対しての代理権を付与することです。

40代からの終活でミニマリストに!?

「40代の終活でやること」でも触れたように、断捨離も終活の大切なプロセスの一つです。

40代で終活をしたことをきっかけに、それからの人生をミニマリストとしてストレスなく過ごせることもあるでしょう。

また、もともと断捨離に取り組んでいるミニマリストの人にとっては、終活をスムーズに進められるという利点もあります。

40代ならではの終活を実現しよう

「終活はいつから始める?始めやすい4つのタイミング」の記事でも解説したように、終活は頭に浮かんだときこそ始めどきといえます。

つまり、40代、50代はまだ早いと決めつけるのではなく、自分自身の意思が大切だということです。むしろ、40代から終活に取り組むことで、老後に向けてじっくりと準備をすることができ、後悔のない選択につながるメリットがあることも頭に入れておきましょう。また、40代から終活を始めておけば、体力面での理由から多くのことができることも事実。ぜひ「40代ならではの終活」に取り組んでみてください。


(執筆編集:NTTファイナンス 楽クラライフノート お金と終活の情報サイト編集部)

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