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人生設計がよりクリアになるメリットも……「20代の終活」にはどんな効果がある?

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終活に関心がある20代


この記事のポイント

  • 20代からの終活は決して早くない
  • 若い世代も亡くなるリスクはゼロではない
  • 人生のゴールをイメージすることで、より明確な人生設計ができる


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以下の記事で、終活は40代から始めるのも決して早くはないと解説しました。


終活を40代から始めるメリット|すべきことも徹底解説|楽クラライフノート お金と終活の情報サイト

楽クラライフノートのユーザーのなかには、40代の方も少なくないでしょう。 多くは、親の終活にあわせて楽クラライフノートを使っていると思いますが、そんな親の姿を見ていると「自分も終活をはじめたほうがよいのではないか?」と感じることもあると思います。 そこで本記事では、40代から終活を始めるメリットや、やるべきことをくわしく解説します。

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では、20代の終活はどうでしょうか?「いくらなんでも終活には早すぎるのでは」と思う方もいるかもしれません。

本記事では、はたして20代での終活は早いのか、そうではないか、また20代で終活をするとしたら何をすべきなのかをくわしく解説します。

20代の終活は早くない

以下の記事でも触れたように、若い世代であっても亡くなるリスクはゼロではありません。病気や事故、さらには大規模災害によって命を落とすケースも考えられるでしょう。


終活を40代から始めるメリット|すべきことも徹底解説|楽クラライフノート お金と終活の情報サイト

楽クラライフノートのユーザーのなかには、40代の方も少なくないでしょう。 多くは、親の終活にあわせて楽クラライフノートを使っていると思いますが、そんな親の姿を見ていると「自分も終活をはじめたほうがよいのではないか?」と感じることもあると思います。 そこで本記事では、40代から終活を始めるメリットや、やるべきことをくわしく解説します。

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終活といえば70代や80代などのシニア層が取り組むべきものというイメージがありますが、突然訪れるかもしれない死に備え、20代のうちから終活に取り組むことは決して早くありません。

実際に、調査会社の楽天インサイトがおこなった終活に関する調査結果を見ても、20代で終活に取り組んでいる人の割合は男性で3.7%、女性で2.6%と一定数存在することがわかっています。

20代で終活を始めるメリットとデメリット

年齢に関係なく、早い時期から終活をスタートすることはデメリットよりもメリットのほうが大きいといえます。では、具体的にどういったメリット・デメリットがあるのか、それぞれを比較しながら見ていきましょう。

メリット

まず、主なメリットとして挙げられるのは以下の4点です。

人生のゴールまで具体的にイメージができるため、クリアな人生設計ができる

若い世代の方にとって、自分自身の死と向きあう機会はほとんどなく、人生のゴールがどういったものになるのかイメージできない方も多いはずです。

自分の終わりを意識して20代のうちから終活に取り組むことにより、自分自身が生きているうちに何を成すべきなのかが明確に見えてきて、クリアな人生設計ができるようになります。

整理整頓ができストレスのない生活を送れる

自分自身にいつ死が訪れるかわからないと考えるようになると、そのときに備えて部屋のなかをつねに整理整頓し、不要なものはすぐに処分する癖が身につく方も多いです。

結果的に、部屋がつねに整理されストレスのない生活を送れるようになるでしょう。

突然の病や事故でも不安が軽減される

終活をおこなわないまま重篤な病気にかかったり、事故によって大きなケガを負ったりすると、自分自身の将来に対して大きな不安を感じてしまうものです。

しかし、終活に取り組んでいればそのような事態になっても不安をある程度は軽減でき、落ち着いて行動できる場合もあるでしょう。

親の終活も共感しながら進められる

20代のうちから終活を始めておけば、自分自身の親が終活に取り組む際に共感しながら手助けができたり、相談に乗ってあげたりすることもできるでしょう。これを機に親と一緒に終活を始めてみるのもおすすめです。

デメリット

終活のデメリットや問題点として考えられるのは、主に以下の2点です。

生活の自由度が下がる可能性がある

自分自身の死を意識することにより、「現在加入している生命保険で本当に大丈夫か?」といった不安を感じたり、生命保険料の負担が増大したりすることがあります。また、不要なものを処分しすぎてしまい、後で必要性を感じるようになることもあるでしょう。

その結果、これまでの生活に比べて自由度が下がる可能性があります。

家族からの理解が得られない場合がある

一般的に終活といえばシニア世代が取り組むものという認識が浸透しています。そのため、20代という若いうちに取り組むことで、家族から心配されたり、終活に取り組むこと自体に反対されたりすることもあるでしょう。

なぜ終活に取り組むのか、その目的や意味をしっかりと家族に説明し理解を得ることが重要です。

20代の終活でやること

20代のうちから終活に取り組む場合、具体的にどういったことを実行すればよいのでしょうか。ここでは5つのやり方・おこなうとよいことを紹介します。

楽クラライフノートを使って家族みんなで終活

手軽に始められる終活の第一歩として、クラウド型エンディンノートアプリの「楽クラライフノート」を活用する方法があります。

自分自身の資産をアプリのなかに書きのこしておいたり、万が一の際に連絡すべき友人や知人の連絡先、インターネットや携帯電話など契約中のサービス情報、自分自身のこれまでの歴史の整理などをスマートフォンで管理し家族と共有することができます。

断捨離

部屋を見渡してみると、不要であるにもかかわらず処分できず放置されているものが意外と多くあるはずです。そこで、日ごろから本当に必要なものであるかどうかを考え、不要なものはすぐに処分する癖をつけましょう。

部屋を整理するためには、何かを購入する際に本当に必要かどうかを吟味することも重要です。

どうしても整理が難しい場合には、新しいものを1個買ったら、別のものを1個捨てるといった方法も有効です。

デジタル断捨離

スマートフォンやタブレット、PCなどのデバイスには、自分しか把握していないデータや情報が数多く記録されています。そこで、モノの断捨離と同様に不要なデータを削除・整理しておくことも重要です。このような行為をデジタル断捨離とよび、不要なデータを整理することでメンタル面の安定も確保できます。また、デリケートな他人の情報を必要最小限にすることもできます。

臓器提供意思表示カードへの記入

臓器提供意思表示カードとは、自分自身が死亡または脳死にいたった場合、臓器の移植が必要な患者に対して自分の臓器を提供する意志を示すものです。

臓器を提供する場合、たとえば「心臓だけは提供したくない」、「眼球だけは提供したくない」といった希望も明示できます。

臓器提供の意思表示は物理的なカードに記載しておくこともできるほか、健康保険証や運転免許証、マイナンバーカード、またはインターネットでも可能です。

人生設計

終活とは、いつ亡くなってもよいように備えておく意味もあれば、80代、90代まで生きることを想定して人生設計を立てることも含まれます。

自分自身の最期が「後悔のない人生だった」と感じられるようにするためには、20代のうちから将来の目標をたて、そのためには何に取り組むべきかを考えることが重要です。

仕事を通して大きな目標を達成したい場合には、スキルアップや専門的な資格の取得に取り組んだり、ときには転職をしたりする必要もあるでしょう。

「◯歳までに◯◯を達成する」など、できるだけ具体的な人生設計を考えてみてください。

20代の終活での注意点

20代の段階で終活に取り組む場合、いくつか注意しておかなければならないポイントがあります。

保険への加入は熟考する

終活の一環として生命保険への加入を検討する方も多いでしょう。しかし、現在の契約内容に不安を感じるからといって、あまりにも手厚い保険内容へ変更してしまうと、毎月の保険料が高額となり、家計を圧迫してしまいます。

そのため、本当に契約内容を見直すべきかを熟考することが重要です。

必要に応じて専門家の力を借りる

終活は自分自身で取り組むことが前提となりますが、資産運用や保険の見直しなど、専門的な内容になると1人では判断が難しいこともあります。

そのため、ときにはFPや税理士などの専門家に相談し、自分自身に本当にマッチしているか意見を聞いてみることも重要です。

終活したからといって生き急がない

終活に取り組み始めると、のこりの人生が短く感じる場合もあります。その結果、たとえば「早く結婚して子どもを作らなければ」といったように、自然と焦りを感じ始めることもあるでしょう。あるいは、いつ死んでもいいだけの準備はできているがゆえに無気力となってしまうケースもあるかもしれません。

終活を始めたからといって、死までの期間が短くなるわけではありません。自分らしい人生を送れるように、焦ることなく終活に取り組んでみましょう。

家族みんなで楽しく終活を

終活の注意点でも紹介したように、20代という若いうちから終活に取り組み始めると、家族から心配されることもあるでしょう。

しかし、親と一緒に終活に取り組むというスタンスであれば、協力しあいながら断捨離を進められるほか、人生設計もこれまでより具体的なイメージができるようになるはずです。

家族みんなで楽しく終活をすれば、若い人にとってもシニア世代にとっても、有益となることでしょう。


(執筆編集:NTTファイナンス 楽クラライフノート お金と終活の情報サイト編集部)

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