家族で長寿を祝おう!還暦・古希・米寿に贈りたいプレゼント

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両親や祖父母が長寿となる子世代の方


この記事のポイント

  • 60歳の還暦、70歳の古希、88歳の米寿で長寿をお祝いす
  • 還暦のプレゼントは5000〜2万円程度、古希は1万〜3万円、米寿は子から親へのプレゼントで1〜3万円程度が相場
  • プレゼントよりも「これからも元気で長生きしてほしい」という気持ちを大切にしよう


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日本の平均寿命は男女ともに80歳を超え、世界でも屈指の長寿国といえます。日本では、60歳のタイミングで「還暦」、70歳の「古希」、88歳の「米寿」といったように、長寿をお祝いする風習もあります。これらは奈良時代に中国から伝わり、江戸時代には一般民衆の間でも行われるようになったものといわれています。

おめでたいことは、家族全員でお祝いしたいもの。そこで今回の記事では、還暦や古希、米寿にぴったりなプレゼントを紹介します。

還暦・古希・米寿とは

まずは、還暦や古希、米寿など、お祝いをするタイミングやその意味、由来について解説しましょう。

還暦とは

還暦とは、満60歳のタイミングでのお祝いのことを指します。日本における暦は、「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」から成る「十二支」と、「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」から成る「十干(じっかん)」の組み合わせによって構成されています。この組み合わせが一巡するには60年を要するため、60歳のタイミングを「還暦」と呼んでいるのです。

平均寿命が延びている現代、還暦は長寿のお祝いというよりも、第二の人生のスタートといった意味をもつことも多いです。

古希とは

古希とは、満70歳のタイミングでのお祝いのことを指します。古代中国の詩人である杜甫が詠んだ「人生七十古来稀なり」という詩が古希の由来とされています。日本においては、紫色の品物をプレゼントするのが定番となっています。ちなみに、満77歳のお祝いは「喜寿」と呼びます。

米寿とは

米寿とは、満88歳のタイミングでのお祝いのことを指します。「米」という字を分解すると、「八・十・八」で構成されていることから、米寿とよばれるようになりました。

その他の長寿のお祝い(傘寿・卒寿・白寿・百寿)

還暦以降、長寿をお祝いするタイミングは複数あります。

  • 傘寿(満80歳):「傘」の略字が「八・十」で構成されるため
  • 卒寿(満90歳):「卒」の略字が「九・十」で構成されるため
  • 白寿(満99歳):「百」の文字から「一」を取ると「白」になるため
  • 百寿(満100歳):一世紀にあたるため、紀寿とも呼ばれる


還暦を迎える親・祖父母へのプレゼント

定年退職を迎える方も多く、第二の人生をスタートする機会ともいえるのが満60歳の還暦です。還暦のプレゼントとして贈るものは5000〜2万円程度が相場となっており、定番の品物から本人の趣味や嗜好にあわせたものまでさまざまです。

赤いちゃんちゃんこ

還暦のお祝いとして、赤いちゃんちゃんこを羽織って写真を撮影する光景は定番化しています。かつての日本では、赤は魔除けの色として信じられてきた歴史があり、「これからも長生きできるように」との願いが込められています。赤いちゃんちゃんこを着る風習は室町時代から始まり、江戸時代には全国的に定着していたとされています。

バラなど赤い花

赤いちゃんちゃんこを身につけることに抵抗を感じる方も少なくないため、バラなどの赤い花をプレゼントするケースもあります。還暦にちなんで60本の花束を贈ったり、プリザーブドフラワーやフラワーボックスなど、管理の手間がかからない花を贈るのもおすすめです。

60年前の新聞つき純米大吟醸酒

還暦祝いのプレゼントとしてお酒は定番ですが、少し凝ったプレゼントとして、生まれた日の新聞と名入れ酒がセットになった商品もあります。自分自身が生まれた日、どのような出来事があったのか知りたい方は多いはずです。自分の名前が入ったお酒と、当時の新聞がセットになった世界で一つだけのプレゼントは、多くの方に喜ばれることでしょう。

ボールペン

還暦祝いとして形に残るものをプレゼントしたい方も多いと思います。ボールペンはプレゼントの定番であり、名入れに対応した商品も多数あります。そして、何よりも日常生活で利用できる実用性の高い商品でもあるため、長く使い続けていくうちに愛着も湧いてくることでしょう。

眼鏡ケース

普段から眼鏡をかけている方はもちろんですが、新聞や本などを読む際に老眼鏡を使用している方には、眼鏡ケースのプレゼントも最適です。ボールペンと同様、普段使いが可能で、名入れに対応したケースも多数販売されています。

古希を迎える親・祖父母へのプレゼント

次に、古希のお祝いとして贈るのに最適なプレゼントを5つ紹介します。古希のお祝いの相場は1万〜3万円程度となっています。

紫のちゃんちゃんこ

還暦と同様に、ちゃんちゃんこのプレゼントは定番といえるでしょう。還暦は赤色が定番ですが、古希は紫色にちなんだプレゼントを贈るのが一般的なため、ちゃんちゃんこも紫色のものがおすすめです。

家族の写真入り時計

古希を迎えると、孫が生まれ家族が増える家庭も多くなります。そこで、プレゼントとして定番の時計に、家族全員の集合写真を入れて贈るのもおすすめです。フォトフレームが組み込まれた置き時計タイプもあれば、文字盤に写真が印字できる掛け時計など、バリエーションも豊富です。

だるま缶のお茶ギフト

だるまは家内安全や厄除け、開運などの力を持っているとされ、さまざまな場面で贈り物に選ばれます。「だるま缶のお茶ギフト」は、紅白のだるまがデザインされた缶に最高級の静岡産茶葉が入った特別なギフトです。

ロボット掃除機

年齢を重ねるとともに腰や膝が悪くなり、日々の掃除が辛く感じてくる方も少なくありません。身体の負担を少しでも軽減する意味でも、ロボット掃除機は喜ばれるプレゼントといえるでしょう。ロボット掃除機は高価なイメージがありますが、最近では数万円程度の安価な製品も多く、限られた予算内でも十分検討の余地があります。

紫のカーディガン

紫のちゃんちゃんこ以外にも、日常生活に役立つプレゼントとしてカーディガンもおすすめです。少し肌寒い季節など、上からすぐに羽織れるカーディガンは重宝する一品といえるでしょう。古希のプレゼントとして贈るのであれば、カシミヤなど素材にこだわった製品が最適です。

米寿を迎える親・祖父母へのプレゼント

88歳の米寿を祝う頃には、子どもや孫も大きくなり、それぞれがプレゼントを用意するケースも多いものです。プレゼントの相場としては、子から親へのプレゼントで1〜3万円、孫から祖父母へのプレゼントで1000〜1万円程度が主流です。

黄色のちゃんちゃんこ

80歳の傘寿、88歳の米寿を祝う場合には、黄色や黄金色のプレゼントを贈るのが定番となっています。中でも、黄色のちゃんちゃんこを着て家族の集合写真を撮ると、家族にとってもよい思い出として残ることでしょう。

米粉でつくったバウムクーヘン

米寿のお祝いとして、お米にちなんだプレゼントを贈るのも定番といえます。なかでもおすすめなのが、米粉を原料にしたスイーツです。たとえば、米粉で作られたバウムクーヘンは、小麦粉を原料とした一般的なバウムクーヘンよりもきめが細かく、しっとりした口溶けの良さが魅力。価格も比較的手頃なため、孫から祖父母へのプレゼントとしても最適です。

お米

お米にちなんだプレゼントとして、シンプルにお米を贈る方法もあります。予算に応じて、お米の銘柄や量を自由に選択できるほか、毎日食べるものだからこそ喜ばれる一品といえるでしょう。

座布団

黄色いちゃんちゃんこ以外にも、日常生活で使ってもらえるプレゼントとして座布団もおすすめです。ひと口に座布団といっても、材質や中綿の量によって座り心地は異なります。プレゼントとして贈るのであれば、中綿がたっぷりと詰め込まれ、へたりにくいものがおすすめです。

ちゃんちゃんこを着たテディベア

体調がすぐれず起き上がることができなかったり、日々の着替えに苦労する方も多いと思います。そのような場合には、黄色いちゃんちゃんこを着せたテディベアのぬいぐるみをプレゼントするのもおすすめです。見た目も可愛らしく、見ているだけで日々の癒やしになってくれることでしょう。

気持ちを込めたプレゼントを贈ろう

還暦や古希、米寿といったタイミングで贈るプレゼントは、定番のちゃんちゃんこはもちろん、お花や食品、生活雑貨など、さまざまな選択肢があります。また、コロナ禍が落ち着いたらどこかへ出かけられるよう、旅行券を贈るのもおすすめです。

しかし、何よりも重要なのは、何をプレゼントするのかではなく、贈る人の気持ちです。親や祖父母に対して「これからも元気で長生きしてほしい」という気持ちが込められていれば、どのようなプレゼントであったとしても、受け取った本人はきっと喜んでくれることでしょう。


(執筆編集:NTTファイナンス 楽クラライフノート お金と終活の情報サイト編集部)

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