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おすすめ終活アプリ5選をタイプ別に紹介|注意点やできることも解説

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この記事の内容

この記事をおすすめする人

相続や葬儀など終活全般を効率的にまとめて整理したい方


この記事のポイント

  • アプリなら大量の情報を簡単に整理して伝えられる
  • あとから修正・追加も簡単にできる
  • 終活だけでなく、老後の人生設計をサポートしてくれるアプリも


おすすめの資産管理・終活アプリは『楽クラライフノート
終活で直面する様々なお悩みを解消するクラウド型エンディングノートアプリです。

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読者のみなさんのなかには、すでに自分自身が終活に取り組んでいる、あるいは終活をする親のサポートをしている方もいるはずです。

ひと口に終活といっても、相続に関することや自分自身の病気の治療に関すること、お葬式やお墓に関することなど、内容もさまざまです。それらをノートや書類にまとめるのも一つの方法ですが、より効率的に整理できるツールとして終活アプリがあります。

今回の記事では、そもそも終活アプリとはどのようなものなのか、実際に提供されている終活アプリの例などもあわせて紹介します。

終活アプリとは

人生の終わりが徐々に見えてくると、自分自身の財産や所有物をどうするか考えはじめる人も少なくありません。また、もし大きな病気にかかったらどの程度までの治療をしてほしいか、どんなお葬式にしたいかなど、意思疎通が難しくなったり不慮の事故などで亡くなったりしたときのために、家族に伝えたいことも多く出てくるでしょう。

終活にはさまざまな方法がありますが、家族や友人など大切な人へ伝えたいことを記録にのこす役割を果たしてくれるのが「終活アプリ」です。終活アプリでは、単に終活の機能だけでなく、老後の人生設計をどうすべきかサポートしてくれるアプリも存在します。

また、終活アプリにはさまざまな機能を備えたものや、エンディングノートなど一つの機能に特化したものなども存在するため、用途に応じて使い分けも可能です。


エンディングノートならアプリでのこそう|おすすめアプリもご紹介|楽クラライフノート お金と終活の情報サイト

もし、みなさんが余命宣告を受けたら、どんなことをしますか?思い出をのこすために家族との時間をつくる、やりのこした仕事に取り組むなど、その人が歩んできた人生に応じてさまざまな答えがあると思います。  のこされた時間のなかで家族や友人など、大切な人に伝えておきたいことをまとめた「エンディングノート」というものがあります。亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さんによる、余命宣告を受けてから死の準備をする様を記した『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』(小学館)がベストセラーになったことにより、エンディングノートを書く習慣が広まりました。  そして、エンディングノートの役割を担うアプリも登場しており、手軽に書きのこせるようになっています。今回は、エンディングノートのアプリとはどのようなものなのかを解説します。

lifenote.ntt-finance.co.jp

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終活アプリを使ってできること

一般的に終活といえば、エンディングノートを作成・整理することが定番です。従来のように、紙やノートに書きのこすのではなく、終活アプリに保存することでできることをご紹介します。

大量の情報を記録できる

終活に関しては、自分の財産整理や希望する介護、お葬式、お墓はどういったものかなど、記録しておきたい情報がたくさんあります。

しかし、終活アプリの場合には、アプリ内にすべての情報が集約されるため、どんなに多くの情報を記録してもスマホ1台で収まります。残したい情報を思い残すことなく記録でき、かさばる心配もありません。

情報の整理が簡単

エンディングノートに記載する内容が増えれば増えるほど、記載箇所を忘れてしまったり、エンデイングノート自体の保管場所を忘れてしまったりするケースも考えられます。

終活アプリの場合、終活に関するすべての情報はアプリ内に集約されるため、情報を整理しやすく紛失の心配もありません。

あとから修正も可能

エンディングノートの内容は、終活を始めてから自分自身が亡くなるまで定期的な見直しが必要です。しかし、ノートや書面に手書きとしてのこしておく場合、一部を修正するとなると書類を書き直さなければならないケースもあるでしょう。また、考えが変わることもよくあることであり、その度に書き直すことは労力がいる作業です。

終活アプリの場合、デジタルデータとして編集できるため、かんたんに修正することができます。情報や考え方が変わっても、スマホからすぐに修正が可能です。

文字だけでなく写真や動画を記録できるアプリもある

自分自身が亡くなったときを想定して、家族や友人などに向けてメッセージをのこしておきたい場合もあるでしょう。しかし、遺言書やエンディングノートの場合、メッセージをのこせるのは通常テキスト(文字)のみであり、写真や動画として記録しておくためには別途カメラで撮影しなければなりません。終活アプリのなかには、スマートフォンやタブレット端末で画像や動画を記録できるものもあり、わざわざカメラを用意して撮影しデータを保存しておく手間がありません。

終活アプリを使う際の注意点

終活アプリを活用する際には、いくつかの注意点があります。

スマホに不慣れなシニアには操作が難しく感じる

終活アプリはスマートフォンやタブレット端末を操作し、デジタルデータとして作成・保存することが前提となります。そのため、スマートフォンをはじめとしたデジタル端末の操作に不慣れな場合、終活アプリの活用が難しく感じるでしょう。

相続の希望を書きのこしても法的拘束力がない

自分自身の財産をだれにどの程度相続するのか、本人の希望を託すためには遺言状を作成しなければなりません。しかし、終活アプリはあくまでも記録をのこしておくためのものであり、たとえ相続に関する希望を記載していたとしても、法的拘束力はありません。

自分の死後、家族や親族が相続で揉めないようにするためには、終活アプリだけでなく、別途遺言状も作成しておく必要があります。

ログインパスワードを覚えるのが面倒に感じる場合もある

スマートフォンアプリやWEBサービス全般に共通していえることですが、ログイン時のIDおよびパスワードの管理が必須であり、面倒に感じてしまうこともあります。

わかりやすいID・パスワードはセキュリティ上の不安が生じる一方で、複雑なものでは覚えられないこともあるでしょう。

サービスが終了する可能性がある

書類やノートの場合、紛失や滅失しない限りは情報をのこしておくことができます。しかし、終活アプリはWEB上に情報を保存しておくサービスのため、終活アプリを提供する事業者がサービスを終了してしまうとデータが消失してしまいます。

サービス終了に関わる重大な事項は事前に周知されますが、万が一データの移行やバックアップを忘れてしまうと、データを復元できないこともあります。

書ける内容が決められている

アプリによって決められた内容しか書けなかったり、自由に記入できる文字数が制限されていたりする場合があります。内容や文字数が制限されていると、残したいことを伝えきれなかったり、内容を絞らなくてはならなかったりすることもあります。アプリの機能や内容によって異なるので、特に有料アプリでは使い始める前に確認することがおすすめです。

タイプ別のおすすめの終活アプリ


ひと口に終活アプリといってもさまざまな事業者が提供しており、アプリによって機能や特徴が異なります。今回は、家計や資産の管理機能が優れた「資産管理タイプ」と、自由に伝えられるスペースが大きい「エンディングノートタイプ」、無料で遺言書の作成や健康管理の機能がある「複合タイプ」の3つに分けて、おすすめの終活アプリを解説します。

資産管理タイプ

生前に資産管理や家計管理ができるタイプのアプリで、アプリ内で必要な資金や資産の情報を共有することもでき、終活アプリとしては非常に便利なサービスとなっています。その中でも、使いやすいアプリが楽クラライフノートです。

楽クラライフノート

  • 家族に伝えたい情報を細かく設定して共有可能
  • 複数の口座をひとまとめにして資産管理ができる
  • 登録データから今後必要な金額をシミュレーション


NTTファイナンスが提供する「楽クラライフノート」は、月額300円で利用できる終活アプリです。相続に関する意向や、自分自身の健康・介護に関する希望、お葬式やお墓に関する希望など、家族に伝えたい情報を入力できる機能に加えて、「遺産に関しては子供のみに伝えたい」「貯金額は自分が亡くなってから共有したい」といった方向けに、共有する相手とタイミングを細かく設定することができます。

同アプリにはマネーフォワードMEが搭載されており、アカウントと口座と紐づけることで、手動で更新せずに口座金額が自動で変更される機能がついています。資産を管理したいが、更新する手間が面倒な方や、家族に伝えたい情報をまとめておきたい方におすすめです。

料金(月額)300円
対応OS

iOS12..0以上
Android7.0以上

ロック機能〇(パスコードロック)
バックアップ機能〇(クラウド上に保存)

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エンディングノートタイプ

エンディングノートタイプのアプリで、家族に資産状況や死後に必要な情報を把握、共有するためのアプリです。そんなエンディングノートアプリの中でも機能性の高いアプリがそなサポです。

そなサポ

  • 資産ごとに相続したい人を簡単に登録することができる
  • 定期的に健康確認をしてみまもる機能付き
  • 老眼が始まった方も見やすく文字・ボタンを大きめに設計


「そなサポ」は、不動産事業を手掛けるジェイレックス・コーポレーションが提供する終活アプリです。料金は一切かからず、すべての機能を無料で利用できます。

主に、家族や親族などに資産状況を共有するためのアプリで、あらゆる資産状況を把握・共有しておくためのさまざま機能が搭載されています。

また、みまもり機能として定期健康確認が提供されており、3週間以上健康確認がとれない場合には、お客様センターから連絡をとる仕組みとなっています。仮に連絡をしても確認がとれなかった場合には、あらかじめ設定されている継承者に対して資産情報をメールで通知します。

料金(月額)無料
対応OS

iOS 12.0以上
Android 5.0以上

ロック機能
バックアップ機能

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100年ノート

  • 設定をした相手のみが亡くなった後に閲覧可能
  • 文字だけでなく、画像や動画でも保管することができる
  • スマホに慣れていないシニアでも簡単に利用できるデザイン


「100年ノート」はシニア向けの生活情報誌「はいから」の編集部が運営しているアプリです。亡くなった後は閲覧設定をした相手のみが、情報の開示を依頼することが可能。見せたい相手にのみ、共有できるので安心して記入することができます。また画像や動画など文字以外の媒体でも残すことが可能です。スマホに慣れていないシニアでも使いやすく、文字が大きく、シンプルな機能になっているので、簡単に使うことができます。

料金(月額)無料
対応OS

iOS 9.0以上
Android 5.0以上

ロック機能〇(パスコード)
バックアップ機能

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複合タイプ

複合タイプはエンディングノート機能に加えて、遺言書作成や健康機能」など、さまざまな機能が備わっているタイプのアプリです。伝えたいことを残すだけでなく、生活のサポートもしてくれるアプリを2つ紹介します。

Husime.com

  • デジタル遺言書の作成が可能
  • データを暗号化して、改ざんや不正ができないように保管する技術を使用
  • さまざまな人のライフストーリーを読むことができる


「Husime.com」は、AOSデータが運営している終活アプリです。アプリ上でデジタル遺言書を作成できる機能があります。作成したデジタル遺言書は、暗号化して別々の場所で保存するブロックチェーンに保存するため、改ざんや不正の心配なく安心して保存することができます。

また、アプリ内にはさまざまな人の自分史や、終活に役立つコラムを読める機能もあるので、これから終活を進めていきたい方にもおすすめのアプリです。

料金(月額)無料
対応OS

iOS12.0以上
Android5.0以上

ロック機能〇(ID・パスワード)
バックアップ機能〇(ブロックチェーンに保管)

iPhoneへのインストールはこちら Androidへのインストールはこちら

わが家ノートbyMUFJ

  • 運動や食事の管理、見守り機能などのさまざまな機能
  • すべての機能が無料で利用できる
  • 三菱UFJ信託銀行の口座がなくても利用できる


わが家ノートbyMUFJは三菱UFJ信託銀行が運営する、複合タイプの終活アプリです。エンディングノートとして書き残す機能のほか、歩数や食事の記録、家族がアプリから見守れる機能、さらに介護や相続などの専門家に相談できるサービスもついています。

三菱UFJ信託銀行の口座がなくてもアプリを無料で利用することができ、目標の達成によってポイントがもらえる機能もあるので、はじめやすく継続しやすいアプリになっています。

料金(月額)無料
対応OS

iOS11.0以上
Android9.0以上

ロック機能〇(パスワード)
バックアップ機能

iPhoneへのインストールはこちら Androidへのインストールはこちら

あとを託す家族のために終活アプリを活用しよう

終活は自分自身が満足するだけでなく、自分の死後、のこされた家族がより安心して暮らせるための備えともいえます。

あとを託す家族のために、ぜひ終活ノートにはさまざまな情報をのこしておきたいもの。今回は三つの終活アプリを紹介してきましたが、なかでも「楽クラライフノート」は、「お金のこと」「家族のこと」「自分のこと」と多岐にわたる情報を思い残すことなく残すことができます。月額300円かかりますが、資産管理・家計簿アプリのマネーフォワードMEの有料版と同等の資産管理機能もついているので、とくに資産管理の手間をなくしたい方や、エンディングノートの作成と相続の準備を進めたい方におすすめです。


(執筆編集:NTTファイナンス 楽クラライフノート お金と終活の情報サイト編集部)

資産管理やエンディングノートの登録、家族へ情報共有したい方には、終活アプリ『楽クラライフノート』がおすすめ。自身の現状や思い、資産・家計をアプリで一元管理でき、老後に向けた健康やお金などにまつわる不安を解消します。また登録した情報は、伝えたい家族に絞って共有可能。これからの人生を、よりよく生きるための取り組みをサポートします。

『楽クラライフノート』をご利用いただいている方に、おすすめ情報をお届け。自身の現状や思いを登録したり資産・家計管理をしたりするなかで、「専門知識を持ったプロの方に相談してみたい」など自分の終活がうまくできているのか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。『楽クラライフノート お金と終活の情報サイト』から、アプリ会員様限定で専門家への無料相談の申し込みが可能です。
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